- santanmiyazu
- 2016年10月22日
- 読了時間: 2分
トイレの便座取替修理に行ってきました。

このタイプは、水を溜めるロータンクと呼ばれる部分と便座が引っ付いて一体になったものになります。
(TOTO 一体型便器 ZS1 TCF9051)
年式が古く、不具合箇所の部品調達交換のみは困難なのですが、
一体形となった便座機能部分だけの取り替えが可能 なのです。
(製造期間に限りがある代替品もありますのでお早めの交換がオススメです)
「トイレ全部取り替る必要がある」と仰られる業者さんもおられるようですが、
この機種については、便器が亀裂破損してもいない限りは そんな必要はありません。
商品知識などが無かったりすると、そのような事にはなるとは思いますが…。
そうなると当然ですが、掛かる費用も手間も嵩むことになりかねません。
さらには新しい便器との床接触面の違いから、その設置跡を直すために(畳のタンス跡みたいなイメージ)、
床材の張替えなど、更なる費用増にも直結していきます。
なお、弊社ではメーカーサービスに“丸投げ”は極力いたしません。
供給可能品でかつ調達手配可能な部材であれば修理をさせて頂いております。
そのようにすることで自身の商品知識や技術向上にも繋げております。
既設品を取外し、長年ご使用されていて溜まっていた汚れを取り除きます。

こういう時にしか掃除できない場所でもありますので念入りに掃除させていただいております。
こういうところでも手は抜きませんし、抜けません。
実は、こういった配慮を施されない業者さんがおられます。
やったとしても、その場にあるトイレットペーパーでゴソゴソっと拭き取って終わり、とか。
見た目にはキレイにはなりますが、尿酸などの肉眼では見えない汚れ物質のところまでは除去しきれません。
「見えないものをどうやって取るわけ?」という疑念へのお答えについては また別の機会に。

リモコンと共に取替完了です。
従来品と比較して小じんまりとした形状になっています。
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