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- santanmiyazu
- 2016年7月14日
- 読了時間: 2分
浄化槽のブロアポンプ取替修理に行ってきました。
「浄化槽」とは、読んで字の如くなのですが、
し尿や生活排水を"浄化"して放流する仕組みを備えた"水槽"になります。
公共下水でない地域などで使用されるものです。
一番の利点は、トイレが水洗化仕様にできますので、使用面や衛生面でとても良いものです。
そして、汲み取りをする必要がなく、し尿を溜めて置かないので、臭いも殆ど出ません。
で、このブロアポンプ、
浄化槽内にある「曝気槽」という箇所に空気を送り込む装置になるのですが、
これがしっかり機能していないと、うまく浄化してくれない状況になってしまうのです。
ややこしくて長々とした説明になりますので、ここでは割愛させて頂きますが、
悪い水を せっせと分解してくれる“好気性微生物”というやつを、元気よく働きやすい環境にしてやる装置なのです。
ということは、これが悪くなると放流する水の質や臭いなどに影響が現れてきます。

分解して清掃すればまた使用できる可能性がありますが、
使用年数が6~7年以上経っていれば、後々ピストンなどの電気部品がダメになってきて、
結局は交換することに…そして二重に費用が嵩むことに…
ということも有り得ますので、交換した方が無難です。
余談ですが、
「浄化槽」と似た名前のものに、「貯水槽」「受水槽」というものがあります。
槽という名は付いていますが、完全に似て非なる性質のものです。
「浄化槽」は、前述で述べた通り、し尿や使用済みの排水を浄化する水槽、
「貯水槽」「受水槽」は、水道水などの清水を溜めてポンプなどで圧力をかけて送り出して
各水栓などで飲用などに使用するものになります。
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